アデル、ラスベガス公演で「3か月半前に禁酒した」と語る

アデルは最近、禁酒生活を送っているが、気軽に飲むのがたまに恋しくなるようだ。米ラスベガスで行われている定期公演で、客席でアルコール飲料を楽しんでいるファンを見つけた彼女は、ここ数か月は禁酒したことを明かした。

X(旧Twitter)で公開された動画には、アデルが観客に語りかけている姿が見られる。「私はかなり前にお酒を止めました……禁酒したんです、いつから止めているかって?ずっと前のような気がします。多分3か月半ぐらい前かな。つまらないですよ。本当に、とにかくつまらないです。20代の時、私はかなり長い間、文字通りアルコール依存症になりかけていました。でも、(お酒が)とても恋しいです。カフェインも断ちました。ウイスキー・サワーを楽しんでください。とてもとてもうらやましいです」と、彼女は酒を楽しむ観客に言った。

【グラミー賞】を16回受賞したアデルは、過去に何度も飲酒について語ってきた。彼女は2021年11月に米ヴォーグ誌の取材で「アルコールに惹かれていた」ことを明かした。なぜなら、それが疎遠となっていた父、マーク・エヴァンスを連れ去ったからだ(エヴァンスは2021年5月に大腸がんで亡くなった。米ピープル誌によると、アデルが3歳の時に両親が離婚した後、人生の大半は父のもとを離れていたという)。「私は常にアルコールと親しい付き合いをしてきました。私はいつもアルコールにとても惹かれていました。それが父を私から遠ざけました。だから、どこがそれほど素晴らしいのか、ずっと知りたかったんです」と彼女は語っていた。

アデルは同月、オプラ・ウィンフリーにも禁酒について話し、禁酒は自己反省のための素晴らしいツールだと主張していた。「自分自身を知るための素晴らしい方法のひとつは、ただ水を飲んで、何事に対してもシラフでいることです」と彼女は話していた。

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