学芸館高など4団体7人表彰 マルセンスポーツ・文化賞

千原理事長(左)からスポーツ特別賞の盾を受け取る高原監督

 スポーツ、文化の発展に貢献した岡山県ゆかりの個人、団体を顕彰する「第20回マルセンスポーツ・文化賞」の表彰式が20日、岡山市内であり、いずれも昨年度の全国大会で日本一に輝き、スポーツ特別賞に選ばれた学芸館高男子サッカー部と倉敷高陸上部をはじめ、4団体7人をたたえた。

 学芸館高サッカー部は高い攻撃力とハードワークを武器に、年末年始に行われた全国高校選手権で県勢初優勝。倉敷高陸上部は昨年12月の全国高校駅伝で4年ぶり3度目の頂点に立った。

 式ではマルセンスポーツ・文化振興財団の千原多美子理事長が盾や賞金30万円を手渡した。学芸館高の高原良明監督(44)は「アスリートにとって非常に名誉な賞。岡山のスポーツ界をリードできるよう今後も努力していく」と話した。

 スポーツ賞の5人、文化賞の2団体2人にも30万円が贈られた。県内22団体への活動助成金も交付された。

 スポーツ特別賞を除く受賞者は次の皆さん。(敬称略)

 【スポーツ賞】奥山琴未(陸上、岡山市)塩田理史(車いすバスケットボール、倉敷市)土井陵輔(体操、関西高出)菱川一心(ブレイクダンス、岡山市)吉川天乃(バドミントン、総社市)

 【文化賞】伊勢崎晃一朗(備前焼、備前市)倉敷少年少女合唱団(倉敷市)中桐望(ピアノ、岡山市)バンバ踊り保存会(久米南町)

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