【続報】園児にピンセット刺さる 教育委員会が謝罪 園児の祖母「他の園児が同じ目に遭わないように」【長野・山形村】

先週、山形村の保育園で男児のまぶた付近にピンセットが刺さり、脳内から出血する事故がありました。村の教育委員会が会見を開き謝罪しました。

■山形村教育委員会 根橋範男教育長
「けがをさせてしまったお子様 保護者 ご家族の皆様に深くお詫びを申し上げます 申し訳ありませんでした」

事故があったのは、村立山形保育園です。村の教育委員会によりますと12日、6歳の年長男児が
クラスで飼っているカエルにえさを与えるためのピンセットを持ったまま園庭の滑り台を滑ったところ、着地の際、右まぶた付近にピンセットが刺さりました。男児は脳内から出血し、安曇野市の病院に入院していましたが、20日に退院したということです。命に別状はありません。

■記者
「事故当時園庭には保育士17人がいましたが事故を見た職員はいなかったということです」

また、ピンセットの長さはおよそ25センチで、自由に持ち出せる状況でした。

■山形村教育委員会・藤沢洋史教育次長
「座卓の上に飼育箱を置き、その下にピンセットの入った道具箱を設置してあったと聞いている」

男児の祖母
「最初(ピンセットを)見た時身震いした。しっかりと検証してもらって他の園児がこういう目に遭わないようにと思っている」

教育委員会は「検証委員会を設置し、事故の原因究明と再発防止策の検討を進めたい」としています。

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