寒気は一時的 この先一週間晴れマーク並ぶ所多い

この先一週間の天気を見ると、西日本や東日本の太平洋側には21日(土)以降、晴れのマークが並んでいます。大陸から移動してくる高気圧に覆われ、晴れる日が続くでしょう。一方、北陸や北日本は、前線通過後にこの時季としては強い寒気が流れ込み、22日(日)頃までは雨の降りやすい状態が続く見込みです。標高の高い所ではみぞれや雪となる可能性があるため、車のタイヤを冬用に変えるなどの対策が必要かもしれません。ただ、寒気の流れ込みは一時的で、23日(月)になると晴れ間が広がるでしょう。

気温を見ると東日本では最高気温が25℃以上の夏日はなくなり、西日本では最低気温が15℃を下回る日がほとんどとなる予想です。日中は気温が上がる分、朝晩は寒く感じるかもしれません。今回の強い寒気の流れ込みは一時的ですが、季節はゆっくりと確実に進んでいるようです。

気象予報士・星 絵理香

画像について:10月21日から10月27日までの週間天気予報

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