【ブンデス第8節プレビュー】堂安vs浅野の日本代表対決

[写真:Getty Images]

代表ウィーク前の前節、MF堂安のフライブルクがバイエルンに挑んで完敗した一方、FW浅野のボーフムはライプツィヒに引き分ける結果となった。上位陣では首位レバークーゼン、2位シュツットガルトが勝利を収め、順位に変動はない。迎える第8節、堂安と浅野の日本代表対決が行われる。

9位フライブルク(勝ち点10)は前節、前述のようにバイエルンに0-3で完敗。フラットな[4-4-2]の右サイドハーフでスタメンとなった堂安だったが、あまりの劣勢により見せ場はなかった。日本代表には選出されず、休養十分の中で浅野との代表対決を制すことはできるか。

一方、16位ボーフム(勝ち点4)は前節ライプツィヒ戦、2つのPK献上がありながらも守護神リエマンの躍動によりゴールレスドローに持ち込んだ。浅野は[3-4-2-1]の右シャドーで先発し、前半に2度決定機があったが決めきれず。それでもチームは価値ある勝ち点1を獲得した。浅野は日本で行われた代表戦で初戦のカナダ戦に先発。MF中村の追加点をアシストした。遠征で疲労が気がかりだが、チームに今季初勝利をもたらせられるか。

3位バイエルン(勝ち点17)は前節、前述のようにフライブルクに快勝。そのバイエルンは17位マインツ(勝ち点2)とのアウェイ戦に臨む。代表ウィーウではDFウパメカノが負傷した以外は無事に帰還。代表招集組の疲労は気がかりだが、ここまで未勝利と泥沼のマインツに気持ちよく勝ってCLガラタサライ戦に向かいたい。

バイエルンと同勝ち点で並ぶ4連勝中の4位ドルトムントは、14位ブレーメン(勝ち点6)と対戦。前節ウニオン・ベルリン戦では一時逆転される展開とされながらもDFシュロッターベックのスーパーミドル弾などでシーソーゲームを制した。注目は古巣対決となるリーグ戦2戦連発中のFWフュルクルク。ドイツ代表でも2戦連続ゴールと絶好調だが、恩返し弾を決められるかに注目だ。

今季ここまで最大のサプライズを提供している2位シュツットガルト(勝ち点18)は、ドルトムントに敗れた13位ウニオン(勝ち点6)と対戦。シュツットガルトは前節、ヴォルフスブルクに3-1で逆転勝利。止まらないFWギラシーのハットトリックで開幕から7試合で13ゴールのブンデス記録を打ち立てた中、ギラシーの躍動は続くか。代表戦で日本に遠征していたDF伊藤はベンチスタート予想となっているが、先発で勝利に貢献となるか。

最後にマインツに辛くも引き分けたDF板倉の12位ボルシアMG(勝ち点6)は最下位ケルン(勝ち点1)と対戦。代表でも流石の安定感を見せ付ける板倉だが、不調のチームをしっかりとシャットアウトできるかに注目だ。

◆ブンデスリーガ第8節
10/20(金)
《27:30》
ドルトムントvsブレーメン

10/21(土)
《22:30》
フライブルクvsボーフム
ダルムシュタットvsライプツィヒ
ホッフェンハイムvsフランクフルト
ウニオン・ベルリンvsシュツットガルト
ヴォルフスブルクvsレバークーゼン
《25:30》
マインツvsバイエルン

10/22(日)
《22:30》
ケルンvsボルシアMG
《24:30》
ハイデンハイムvsアウグスブルク

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