漫画家中島みるくさんデザイン「将棋タクシー」 カンパチの刺身の「祝冠八丼」…藤井聡太八冠のふるさとで

前人未到の八冠を達成した将棋の藤井聡太八冠(21)の地元、愛知県瀬戸市では、“将棋のまち”として盛り上げようと、「瀬戸将棋タクシー」が10月20日から運行を開始しました。

(瀬戸将棋文化振興協会 水野和郎会長)
「この地域の将棋文化の普及に、さらに弾みがつくと期待している」

水野会長らが地元のタクシー会社に持ちかけ、実現したというラッピングタクシー。

デザインは、瀬戸市出身の漫画家「中島(なかしま)みるく」さん。

オリジナルキャラクター「瀬戸将太郎(しょうたろう)と将子(しょうこ)」の兄妹がプロ棋士を目指すという設定です。

車内には将棋の駒をデザインしたシートやクッションが…普段は主に名鉄・尾張瀬戸駅前で待機していて予約も可能だということです。

1週間で330杯の注文「祝冠八丼」

また市内のカフェ「瀬戸蔵カフェ花ごよみ」では、八冠達成を祝う新メニューカンパチの刺身が乗った「祝冠八丼(しゅくかんぱちどん)」(1280円)が売れ行き好調!八冠達成翌日の12日から19日までに、およそ330杯の注文があったといいます。

注文した人は。

(客)
「デビュー当時から藤井八冠の大ファンで小学校の後輩でもある。お祝いの意味を込めて食べたい」
「これからの藤井くんの活躍を願って最後まで食べたい」

藤井八冠誕生のお祝いムードは冷めることなく、地元瀬戸市では今も続いています。

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