蒼井優、朝ドラ撮影時の過酷な状況明かす「降板もよぎった」

歌と踊りを愛するヒロイン・花田鈴子(のちの福来スズ子)の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第15回(10月20日)の放送後、同局の情報番組『あさイチ』にスズ子の先輩・大和礼子役の蒼井優が出演し、撮影当時のエピソードを振りかえった。

梅丸少女歌劇団の大和礼子を演じる蒼井優 (C)NHK

蒼井演じる大和は、ヒロイン・スズ子が所属する「梅丸少女歌劇団(USK)」の大スターでありながら、ストイックに稽古を続ける姿がスズ子に大きな影響を与えるという役どころ。「歌劇団」が登場するだけあり、作中では華やかなステージシーンや激しいラインダンスのシーンも多く、度々話題となっていた。

一方、蒼井にとっては同作が第一子出産後の復帰作品だったといい、「出産で、腰がだめになってしまっていて。逆に動かせば治るかなと思って、悩んだ結果『やらせてください』って言ってしまったんですけど、逆に悪化してしまい、歩けなくなってしまって・・・」「降板もよぎりましたね」と当時の状況を振りかえった。

過酷な撮影秘話が明かされ、SNSでは「そんな状態であの腰外れそうなラインダンスを・・・!」「すごい、プロ根性・・・」「腰、まじで気をつけて欲しい」「でもラインダンスは足が綺麗に上がってて、ビックリでした」など驚きや心配の声が相次いだ。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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