筆遣い伸びやかな力作240点 県児童生徒書道展 高梁会場が開幕

小中学生の力作が並ぶ高梁会場

 第69回県児童生徒書道展(山陽新聞社主催、県教委共催)の高梁会場が20日、高梁市原田北町の市文化交流館で開幕した。小中学生がしたためた伸びやかな筆遣いの力作240点がそろい、来場者を楽しませている。23日まで。

 3万814点の応募の中から山陽新聞社長賞、県教育長賞など上位6賞に選ばれた推薦作品54点と市内の特選、佳作の186点を展示。推薦のうち備北エリアからは、審査委員長賞を受けた新見第一中2年山本彩央さん(13)の「科学の発達」が飾られている。

 会場には「とり」(小学1年)「芸術の創造」(中学1年)など学年ごとの課題を生き生きと書き上げた作品が並んでいる。

 農業(86)=高梁市=は「どの作品も字のバランスが素晴らしく、一生懸命書いたことが伝わってくる。見ていると気持ちが落ち着く」と話していた。

 午前9時~午後5時(最終日は正午まで)。

© 株式会社山陽新聞社