石岡市を舞台に17年間駅に通い続けた保護犬の姿を描いた映画「石岡タロー」(石坂アツシ監督)の劇場公開が20日始まった。この日、石坂監督や子役俳優の寺田藍月さんらが上映館のシネマサンシャイン土浦(土浦市)で舞台あいさつ。タロー役のチャッピーとチャビの2頭も登壇し、観客に愛嬌(あいきょう)を振りまいた。
撮影時について幼犬時代の飼い主役を演じた寺田さんは「チャッピーと楽しく遊んでた」と天真らんまんな笑顔を見せた。小学校の保護犬時代の飼い主役、青木日菜さんは「演技初心者だったので発音に注意して頑張った」と振り返った。