土佐市長選挙は新人と現職の一騎打ち!10月22日投票 高知県

10月15日に告示された土佐市長選挙には、新人の斎藤努(さいとう・つとむ)氏(44)、現職の板原啓文(いたはら・よしふみ)氏(68)の無所属2名が立候補しました。投開票は10月22日に行われます。

今回は板原市政の是非、人口減少と高齢化が進む中での雇用創出や移住促進、公共施設の建設や改築が相次ぎ厳しくなった財政運営などが争点と考えられます。

ひとつ、ひとつを、こつこつと。 斎藤氏

斎藤氏は土佐市生まれ、大阪府立大学農学部獣医学科卒業。NPO法人トサシカケNITARI 理事、障害者芸術文化活動普及支援事業中国・四国ブロック評価委員、中土佐町立美術館 運営委員、NPO法人地域文化計画理事等を歴任し、現在は舞台プロデューサーを務めています。

斎藤氏は以下の政策を掲げました。

○子供の笑い声が絶えない街に
子育て支援政策の強化
18歳以下の医療費無料、子育て支援施設の整備や情報提供の充実、保育士不足への対応、生活と仕事の充実(ワークライフバランスの改善)などさらなる支援を実現します。

○おいしい、うれしい、たのしい街に
地域経済の活性化
農林水産業を積極的に支援し、観光客や移住者の誘致、地場産業の振興など、地域経済の活性化に努めます。

○「ずっと土佐市におりたい」と思える街に
地域医療・福祉の充実
高齢化が進む中、地域医療・福祉の充実に向けて、医師や看護師、介護士の確保や、医療機関や介護施設の整備、在宅医療の推進を目指します。

○待ち時間を減らして、便利に使える役所がある街に
行政サービスのデジタル化
複数の部署や課で取り扱っているデータを共有することで行政サービスのスピードアップを目指し、市民のニーズや課題もデジタル化で迅速に把握し、行政サービスの改善に繋げます。

○「今!」も、「いざ!」という時も、安心できる街に
防災対策の改善
地震や津波、洪水などの自然災害による被害が懸念されているなかで、災害時の避難施設の整備や、防災教育の推進、自治会やボランティア団体の支援など、災害対策の強化に取り組みます。

「命・暮らし・将来」の3つの安心を実現しよう 板原氏

板原氏は土佐市出身、高知大学卒業。土佐市に入庁し、企画調整課長、総務課長などを歴任しました。2007年の土佐市長選挙で初当選、今回は5期目を目指しての立候補となります。

板原氏は以下の政策を掲げました。

・「命・暮らし・将来」の3つの安心の実現
・防災対策として要配慮者対策、宇佐地区の高台整備
・企業立地を推進し働く場を拡充

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