ステージ0と言われてもがんはがん。不安が尽きない 両側乳がんになりました 215

次の誰かのために・・・

乳がん手術から4年がたち、励まされていまがある。そう思うことが多いです。

先週、九大伊都蔦屋書店にお越しくださったある方から。

『応援したいと思ったから来たんです。頑張って、って言っちゃいけないのかもしれないけど頑張ってほしいんです。』と。

幼いころからがんなどの病と向き合い、現在も乳がんと生きる女性。まもなく働き始めて復活していこうという折、イベントに気が付いてお出かけいただきました。

朝まで行くかいかないか悩んでいたけど、思い切って来てよかった、と。

本当にうれしい言葉です。

ひとりでも元気にひとりでも自分らしく、ひとりでもひとりじゃないよ、と思ってもらったら嬉しくて、いまの活動をしています。

お友達もできたみたいだし、よかったな、と思うのです。

47歳女性 両側乳がんでした・・・。

『2019年に主人が白血病。移植して4年目を迎えほっとしたところに、私が、両胸乳がんとわかり10月に全摘手術をしたところです。

ステージ0と言われても、4週間後の病理の結果が出るまで、やはり心配だし、もっと大変な方もいらっしゃるのはよくわかっています。

でも、やはりガンという言葉は重くのしかかってきます。3人の子どもたちの先のことを考えると不安しかありません。』

非常に気持ちがよくわかります。

きちんと先生のお話で病理の結果の話をご存じなのですね。その知識こそがこれからの生き方を救ってくれるのではないかと思います。

言葉のインパクトは相当です。悩むことも相当あります。だからこそ、備えてほしい ピンクリボン月間だからこそさらに強く思うのです。

乳がんの検診を促すだけではなく、乳がんという病気そのもの、がんそのものを知ってほしいと思います。

★イベント★JRタワーがピンク色に!

いま、1か月間、ピンク色に染まっているJRタワー!今年は久しぶりの復活ライトアップ。

心ある女性のみなさんの発案で復活。イベントも行われます。

私、阿久津友紀はHTBのアナウンサー 、森唯菜さんと一緒におしゃべり予定です。

10月28日(土)
『HTBイチオシ!×JRタワー』ピンクリボントーク 9人にひとりが私でした

乳がんの啓発活動、ピンクリボンに取り組んできたひとりのディレクターが両側乳がんに。

『知らないとジャッジもチョイスもできない』知っておきたい『がんと生きる』基礎知識。

日々のセルフチェックの大切さや、誰かのサポートのときに役立つ内容も。

■日時:2023年10月28日(土) 13:00~14:30
■場所:札幌ステラプレイス センター3F特設会場

■定員:50名(参加無料)
■参加方法:当日、12:00より上記特設会場にて、第一部トークショー専用整理券を先着
50名様に配布いたします。※なくなり次第終了。

打ち合わせを終えたのですが、ひとりひとり違う受け止めが興味深く。今回のJRタワーのピンクリボンのキャッチが素晴らしく、それに沿って泣き笑い?トークでお待ちしています!

https://www.jr-tower.jp/page/2023pinkribbon/

© HTB北海道テレビ放送株式会社