いざ初のBMX公認レース 全国から参加、大船渡で22日開催

全日本BMX連盟主催の公認レースが初開催される屋外コース。全国からライダーが集う

 大船渡市三陸町越喜来(おきらい)の自転車競技バイシクルモトクロス(BMX)コースでの全日本BMX連盟主催レースが、22日に迫った。東京五輪を経て注目が集まる中、公認レースは初開催。全国各地からライダーが集い、熱戦を繰り広げる。地元選手も出場を予定し、関係者は盛り上がりに期待を寄せる。

 レースは年8回開かれる「大東建託シリーズ」の第7戦目。チャンピオンシップレベルとチャレンジレベルがあり、「チャンピオン」にはトップクラスの選手が出場。結果によって年間ランキングや日本代表強化選手の選考に反映されるポイントを獲得する。

 同連盟(東京、渡辺浩嗣(ひろつぐ)代表理事)によると、同シリーズが始まった2019年以降、参加者は増加傾向にあり、東京五輪でBMXフリースタイル・パークが新競技に加わった影響もあり、人気も上昇。第7戦には147人がエントリーし、練習日を含めた21、22の両日で関係者ら計約900人の来場を見込む。

 観覧無料。22日の一般駐車場はコース周辺の甫嶺駅前、龍昌寺、防波堤下に設けている。

 

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