冬型の気圧配置 北海道では雪の降る所も 

きょう21日は、オホーツク海の前線を伴った低気圧が北よりに進み、低気圧からのびる前線が日本の東を東進します。一方、大陸の高気圧が張り出して、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となる見込みです。
このため、北日本や北陸~山陰では雨の降る所が多く、雷を伴う所もあるでしょう。北海道では雪の混じる所もありそうです。東~西日本の太平洋側や九州北部は概ね晴れる見込みです。
あす22日は、オホーツク海の低気圧はほとんど停滞します。一方、大陸の高気圧が東シナ海に移動し、日本の東には別の高気圧が顕在化する見込みです。
このため、北日本はくもりや雨となり、雪の降る所もあるでしょう。東~西日本は概ね晴れる見込みです。
高気圧の縁辺となる南西諸島は、きょうからあすにかけて晴れ間もありますが雲が広がりやすく、所によりにわか雨があるでしょう。

気象予報士・吉田 信雄

画像について:21日午後9時の予想天気図。

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