広島県警の別館基町庁舎 老朽化などで建て替えか耐震化を検討 年内までに結論出す方針

県警は広島市中区ある別館基町庁舎について、建て替えるか、耐震化するか、検討を始めると明らかにしました。

県警によりますと、検討を始めるのは、別館基町庁舎の北館と南館です。

2つの建物は鉄筋コンクリート4階建てで、1965年3月に完成。建設から58年が経過して、外壁の剥離など老朽化が進んでいるほか、人員の増加で手狭になっているということです。

また、建物が現在の耐震基準を満たしておらず、震度6以上の大規模な地震で倒壊する危険性が高いということです。北館と南館には現在、自動車警ら隊や機動捜査隊、サイバー犯罪対策課などが入っていて、約280人の職員が勤務しています。

県警では、2つの建物を建て替えるか、耐震化するかを検討し、年内までに結論を出す方針だということです。

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