日本時間10月22日、MLBではナリーグチャンピオンシップシリーズの1試合が予定されている。
ナリーグチャンピオンシップシリーズは第5戦に差し掛かる。フィリーズが第1・2戦の勢いそのままに圧倒するかと思われたが、Dバックスが本拠地で粘り強さを見せて、連夜の劇的勝利でシリーズをタイに戻した。
勝てば王手となる重要な第5戦は、リーグを代表する投手同士のマッチアップが再び実現。
第1戦のこの対決では、フィリーズのザック・ウィーラーが完勝。Dバックスのザック・ギャレンはまさかの5失点KOに終わった。明日の第5戦はどういう結果になるだろうか。
Dバックスにとってキーマンとなりそうなのが、23歳の打者たち。第4戦で代打同点弾のアレック・トーマス、勝ち越しタイムリーのガブリエル・モレノらが23歳の打者4人のうち2人だ。その2人の活躍はもちろんのこと、残りのヘラルド・ペルドモは第1戦でウィーラーから本塁打を放っている。そして、”23歳カルテット”の中でも出世頭のコービン・キャロルは、リーグチャンピオンシップシリーズでも未だ1安打と苦戦している。このキャロルに当たりが出て、自慢の機動力でフィリーズをかき回すことがあれば、Dバックスの攻撃はさらに活性化される。
フィリーズのキーマンは、やはり自慢の長距離砲たち。第1戦では一発を食らいやすいのが玉にキズのギャレンに対して、速攻で3本塁打を浴びせた。3本塁打はいずれも4シーム。うち2本塁打が初球で、残り1本もその打席の中で最初の4シームと、ギャレンの4シームを狙い撃ちするアプローチがハマった格好だ。本塁打を放ったニック・カステヤノス、ブライス・ハーパー、カイル・シュワーバーは明日も注目すべき打者たちになる。
明日の試合予定は以下の通り。(時間は日本時間)
9:07 フィリーズ@ダイヤモンドバックス 【SPOTVNOW】【J SPORTS】【NHK BS】