米駆逐艦、迎撃9時間 フーシ派ミサイルや無人機

 【ワシントン共同】中東に展開する米軍のミサイル駆逐艦カーニーがイエメンの親イラン武装組織フーシ派の巡航ミサイルなどを迎撃したことについて、米CNNテレビは20日、撃ち落としたのはミサイル4発と無人機15機だったと報じた。9時間にわたって迎撃したという。米高官の話として伝えた。

 フーシ派の攻撃対象はイスラエルだった可能性がある。CNNは当初考えられていたよりも規模が大きく、長時間の攻撃だったと指摘。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘をきっかけに紛争拡大が懸念されるとした。

 国防総省は19日の発表で、フーシ派の巡航ミサイル3発と複数の無人機を迎撃したと説明していた。

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