京都サンガ、湘南に敗れる J1残留決定は次節持ち越し

サンガ-湘南 前半39分、湘南の大橋(17)にPKを決められ、先制を許す=サンガスタジアム京セラ

 J1京都サンガFCは21日、サンガスタジアム京セラで第30節の湘南戦に臨み、0-1で敗れて2連敗を喫した。勝ち点33で15位のまま。勝てばJ1残留が決まる試合だったが、次節以降に持ち越しとなった。

 サンガは前節と10人が同じ先発メンバー。9月30日の鳥栖戦で退場したアピアタウィアに代わり、イヨハが3試合ぶりの先発起用となった。

 立ち上がりから相手守備ブロックを崩せず、最終ラインでボールを回す展開が続いた。前半8分に川崎の右クロスから三竿がヘディングシュートを放ったが枠を捉えられず。逆に同39分、自陣ペナルティーエリア内で三竿がファウルを犯してPKを与え、先制点を許した。

 後半もなかなかリズムをつかめない展開が続き、攻撃の形を作れない。後半15分に谷内田、同24分には佐藤、木下、同34分には松田、パトリックを投入。パトリックが起点となってようやくゴールに近づき、ロスタイムに3度のCKで迫るも、最後までゴールネットを揺らせなかった。

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