ビルバオ、21歳スペイン代表FWニコ・ウィリアムズと契約延長間近… 現行契約は今季限りでバルセロナも注視

ビルバオと新契約を結びそうなニコ・ウィリアムズ[写真:Getty Images]

アスレティック・ビルバオはスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)との契約延長に近づいているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

2021年4月に18歳の若さでファーストチームデビューを飾った快速ウィンガーのニコ・ウィリアムズ。今シーズンはここまでラ・リーガ6試合に出場し、4アシストを記録しているが、クラブとの契約は今シーズン限りとなっている。

そんなニコ・ウィリアムズにはバルセロナが目をつけているようで、同クラブのテクニカルスタッフはニコ・ウィリアムズのプレーがチームのスタイルに合っていると感じているとのこと。来夏の移籍市場をフリーで獲得するチャンスと捉えているという。

しかし、バルセロナに限らずラ・リーガやプレミアリーグのクラブからの関心に危機を感じたビルバオは、ニコ・ウィリアムズとの契約延長に動いているとのこと。契約はすでにほぼ合意に達しており、契約解除金をこれまでと同様の5000万ユーロ(約79億5000万円)に設定するのであれば、今月末に公式発表される可能性もあるという。

ウィリアムズとの新契約は2026年6月までとなる見込み。将来有望な選手であればより長い期間の新契約を交わし、より高額な契約解除金を設定して囲い込むことが多いが、今回のビルバオは時間がないことからニコ・ウィリアムズ側の要求をのまざるを得ず、このような条件で契約を延長することになるようだ。

なお、先月に続き、10月のユーロ2024予選2試合に挑むスペイン代表に招集されていたニコ・ウィリアムズは、肋間筋の張りにより代表を途中離脱していた。それでもニコ・ウィリアムズはすでに回復しているようで、22日のラ・リーガ第10節バルセロナ戦でピッチに立つと予想されている。

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