ダイビングの75歳男性死亡 鹿児島・加計呂麻島

 21日午後0時40分ごろ、鹿児島県瀬戸内町の加計呂麻島沖で、ダイビングをしていた東京都の無職男性(75)が、水面で動かなくなっているのをガイドが見つけた。男性は病院に運ばれたが、死亡が確認された。溺死だった。古仁屋海上保安署が状況を調べている。

 男性は奄美大島にあるダイビングショップのガイドと2人の客と一緒に、ボートで現場を訪ねて潜った。水中でガイドに、タンクの空気残量が少ないという合図をしてひとりで水面近くに移動した後、あおむけで浮いているのが見つかった。

 この日の現場の波は小さく流れも穏やかだった。男性はダイビング経験が豊富だったという。

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