表紙に偕楽園、袋田の滝 「県民手帳」2024年版販売開始 茨城

販売が始まった2024年版の「県民手帳」

幅広い世代に利用されている茨城県の「県民手帳」2024年版の販売が始まった。偕楽園(同県水戸市)や袋田の滝(同県大子町)など、県内観光名所の風景写真を表紙にあしらった新たな手帳も加わり、発行する県統計協会は「茨城の良さを知るきっかけにしてほしい」とPRしている。

県民手帳のサイズは、コンパクト判(縦13.9センチ、横8.2センチ)とA5判(縦21.0センチ、横14.9センチ)の2種類。スケジュール帳としての機能に加え、各市町村の主な行事や日本一を誇る農水産物、人口推移、工業製品出荷額などの統計データ、主要官公庁の連絡先も掲載している。

新たに登場する風景写真の手帳は、コンパクト判が660円(税込み)で千冊、A5判が1210円(同)で500冊を販売。表紙に「偕楽園の梅と国営ひたち海浜公園のネモフィラ」、裏表紙に「筑波山のひまわりと袋田の滝の紅葉」をあしらった。

このほか、21年版から登場している西ノ内和紙を使用した手帳のほか、表紙を4色で切り替えて使える手帳も各サイズで販売。同協会は「親しめるデザイン。多くの方に使ってほしい」としている。手帳は県内の書店などで購入できる。

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