立ち飲みスタイルで気軽にお酒とおつまみが楽しめる!酒屋直営の「角打ち KAN」【虎ノ門ヒルズ ステーションタワー】

2023年10月6日(金)に東京・虎ノ門にオープンした「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。地上49階建て、高さ約266m、日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅と一体的に開発された多用途複合の超高層タワーで、「森タワー」「ビジネスタワー」「レジデンシャルタワー」に続く「虎ノ門ヒルズ」の新しいタワーです。地下2階から地上7階フロアは商業施設で、飲食店やセレクトショップ、ギャラリーなど約70店舗が出店。その中から、地下2階にオープンした酒屋直営の「角打ち KAN」を紹介します。

地下2階のフードエリア「T-MARKET」

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの地下2階は、全27店舗を展開するフードエリア「T-MARKET」。虎ノ門ヒルズ駅の改札を出てすぐの駅前広場「ステーションアトリウム」に直結しており、アクセスも便利。

中央の約140席は自由席で、フードコートのようですが、セルフサービスではなく、スタッフがサーブしてくれるので、レストランのように楽しむことができます。各店のメニューを注文して食べ比べも可能です。

酒処と角打ちが融合した酒屋直営のお店

そんなT-MARKETの中にある「角打ち KAN」は老舗の酒屋である「榎本酒類」直営のお店。2つの入り口があり、店内は座ってゆっくり“虎ノ門おでん”とお酒を楽しめる「酒処」と、冷蔵庫のお酒をセルフサービスで取り出して立ち飲みできる「角打ち」のエリアに分かれているのです。

お酒はビールや日本酒はもちろん、プレミアムウイスキーや焼酎、ワインなどもそろえ、酒屋ならではの充実のラインナップ。

酒処のメニューは、静岡産の花鰹と日高昆布から出汁を丁寧にとった25種類のおでんのほか、ポテトサラダやハムカツなど酒場メニューが約20品。一方、角打ちのメニューは、300〜500円程度のお手頃価格で酒のあてが並びます。

酒処のおすすめメニュー例

酒処と角打ちではおつまみのメニューが異なるので、しっかり食べながら飲みたいなら、酒処で腰を落ち着けましょう。酒処のおすすめメニューを紹介します。

「本日のおでん盛り合わせ5種」 税込1,155円

日本食の魅力を世界にも発信するために、あえて王道の鰹と昆布で出汁をとった「虎ノ門おでん」。4つの薬味で楽しめます。

「開運!伊勢、御豆富」 税込550円

伊勢神宮への奉納品としても知られる、岐阜県の「豆乃匠 中島豆腐」の濃厚でなめらかな豆腐。素材の味が濃く、旨みが強いので、塩とわさび食べるのがおすすめです。

「酒屋のだし巻き 灘の甘酒風味」 税込550円

灘の甘酒を使っただし巻き玉子。どこか懐かしい風味まろやかで優しい味わい。

「大山鶏のチキン南蛮 柴漬けタルタル添え」 税込880円

ミネラルが豊富でジューシーな大山鶏のチキン南蛮。柴漬けが入ったタルタルでさっぱりいただけます。

「〆の豆富飯」 税込385円

煎茶で炊いたご飯の上に、おでん出汁で味付けした豆腐をのせた〆にぴったりの一品。

都会のビルの地下から日本の酒文化を発信

最新の都会のビルの地下に、昔ながらの酒屋の角打ちというと意外な気もしますが、海外から訪れる人たちにも、角打ちスタイルを日本の酒文化のひとつとして発信していきたいとのこと。

ゆっくりお酒やおつまみを味わいたいときは酒処、サクッと軽く飲みたい時は角打ちと、気分によって使い分けができるのもいいですよね。新しいお酒との出会いも期待できそう。仕事帰りや仲間との会食の前後などに立ち寄りたい、新スポットです。

角打ち KAN

住所:東京都港区虎ノ門2-6-3虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 地下2階

電話:03-6205-4141

営業時間:<角打ち>月~金14:00~23:00(最終入店22:30)、土11:00~23:00(最終入店22:30)、日祝14:00~22:00(最終入店21:30)、

<酒処>月~土11:00~14:30(L.O.14:00)/17:00~23:00(フードL.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)、日祝11:00~22:00(フードL.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)

定休日:なし

店舗規模:39席(角打ち9席/酒処30席)

インスタグラム:https://www.instagram.com/kakuuchi.kan/?hl=ja

[Photos by TABIZINE編集部]

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