遊漁船が杭に衝突 船長と乗客が水中に転落 乗客がけが(静岡・浜名湖)

10月20日夜、静岡県の浜名湖で遊漁船が杭に衝突し、船長と乗客のあわせて2人が水中に転落する事故がありました。このうち乗客の50代男性がけがをしました。

清水海上保安部によりますと、20日午後8時すぎ、浜名湖で遊漁船が航路を示す杭に接触し、「船長と乗客の2人が落水した」などと警察から通報がありました。2人は同じ船に乗っていた客に救助されましたが、乗客で、浜松市に住む男性(51}が、外傷性くも膜下出血などのけがをしました。

遊漁船には船長を含む5人が乗っていましたが、ほかにけがをした人はいませんでした。遊漁船は船体前部の右側部分に約20センチの亀裂が入ったということです。

現場は、浜名湖に架かる雄踏大橋の北側の海域です。事故当時、風は北西5メートル、波の高さは30センチほどで視界は良好だったということです。

清水海上保安部は、遊漁船が杭に気づかず事故を起こしたとみて当時の状況を詳しく調べています。

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