クワラツヘリアがドッピエッタ、ナポリがヴェローナに快勝【セリエA】

[写真:Getty Images]

ナポリは21日、セリエA第9節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、3-1で快勝した。

代表ウィーク前の前節フィオレンティーナ戦を競り負けて5位に後退したナポリ(勝ち点14)は、ラフマニが約2カ月ぶりに戦列に復帰し先発。一方で代表戦で主砲オシムヘンが負傷して欠場となり代役にはラスパドーリを起用した。

16位ヴェローナ(勝ち点8)に対し、3トップにラスパドーリ、クワラツヘリア、ポリターノを据える[4-3-3]で臨んだナポリは立ち上がり、CKからダビドビッツ、マニャーニと立て続けにヘディングシュートでGKメレトを強襲される入りとなったが、すかさず反撃していく。

FKからラスパドーリがGK強襲のシュートを浴びせれば、ポリターノがカットインシュートでゴールに迫った。その後も攻め立てたナポリは27分に押し切る。ラスパドーリの左クロスからポリターノのボレーが決まった。

そして1分後には追加点のチャンス。ラスパドーリのポストプレーを起点にカユステがボックス内へ。GKと一対一となるもシュートはモンティポに止められた。

それでも43分に追加点。ロングカウンターに転じた流れからポリターノが持ち上がってパス。受けたクワラツヘリアがボックス左で縦に仕掛けて左足シュートを決めきった。

ナポリが2点をリードして迎えた後半、開始2分にボナッツォーリにGK強襲のシュートを打たれたものの、前半同様に主導権を握ると55分に3点目。

ロングカウンターに転じた流れでポリターノのパスを受けたクワラツヘリアがボックス左まで持ち上がってGKとの一対一を制した。

クワラツヘリアのドッピエッタでリードを広げたナポリは60分、ラゾビッチに一矢報いられるも3-1で快勝。公式戦連敗を止め、3日後のチャンピオンズリーグ、ウニオン・ベルリン戦に弾みを付けている。

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