「ふざけ方が最高すぎる…」電気グルーヴはライブでも体感すべき

1989年の結成から現在まで、日本のテクノ~エレクトロミュージックの最前線で異彩を放ち続けてきた、石野卓球とピエール瀧によるテクノユニット・電気グルーヴ。彼らがほかのテクノユニットとは絶対的に違う点。それは高い音楽性とアナーキーな笑いの要素が絶妙なバランスで合致しているところだ。

電気グルーヴ

たとえば『誰だ!』という曲では、超クールなバキバキのトラックに乗せて、ひたすら「誰だ! いかさましてるのは」「誰だ! 横取りしてるのは」「誰だ! 三国志を全巻揃えてるヤツは誰だ!」「誰だ! 俺のビデオ消したヤツは誰だ!」といった歌詞がリフレインされる。

そんななか、11月からZeppツアー『アンと匂いの樹』が開催される。ツアータイトルと「電気があれば、何でも出来る。」というキャッチコピーが入ったビジュアルが発表された際には、SNS上では「アナと雪の女王!?」「アントニオ猪木・・・?」「最高のツアーポスター」「ふざけ方が最高すぎる」「瀧さんがディズニーの声優やってたの込みでまた面白い」と、大きな反響が巻き起こった。

果たして会場ではどんな前人未到のファンタジーが待ち受けているのか? その目で確認しに行こう。関西では、11月19日に「Zepp Osaka Bayside」(大阪市此花区)でおこなわれる。チケットは1階立見8500円、学生5000円(2階指定席は完売)。

文/井口啓子

電気グルーヴ Zeppツアー『アンと匂いの樹』

日時:2023年11月19日(日)・18:00〜
会場:Zepp Osaka Bayside(大阪市此花区桜島1-1-61)
料金:1F立見8500円、学生割引5000円(ドリンク代別途要、未就学児童入場不可)
電話:0570-200-888(キョードーインフォメーション/11:00~18:00 ※日祝除く)

© 株式会社京阪神エルマガジン社