堂安が今季初弾に浅野がアシスト、フライブルクがボーフムに逆転勝利【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第8節、フライブルクvsボーフムが21日に行われ、2-1でフライブルクが逆転勝利した。フライブルクのMF堂安律は82分までプレーし、ボーフムのFW浅野拓磨はフル出場している。
【動画】堂安律が決めた今季初ゴール!

代表ウィーク前の前節、バイエルンに0-3で完敗した9位フライブルク(勝ち点10)は、代表招集を見送った堂安が[3-4-2-1]の右シャドーで先発となった。

一方、前節ライプツィヒ戦を守護神リエマンの2つのPKストップによって引き分けに持ち込んだ16位ボーフム(勝ち点4)は、代表戦で日本に帰国していた浅野が堂安同様に[3-4-2-1]の右シャドーでスタメンとなった。

守勢の入りとなったボーフムだったが、15分にスーパーゴールで先制する。GKのパントキックを受けた浅野が右サイド絞った位置からロングフィード。これをボックス左角に走り込んだパシエンシアが見事な左足ボレーでネットを揺らした。

それでも26分、フライブルクは堂安の今季初ゴールで追いつく。左サイドからのグリフォのクロスを堂安が打点の高いヘッドで押し込んだ。

追いついたフライブルクがその後も押し込み続けた中、40分には堂安のボレーで逆転に迫ると、45分にPKを獲得する。堂安のパスを受けたボックス中央のフィリップがシュートすると、ベルナルドのハンドを誘った。これをグリフォが決めて2-1と逆転して前半を終えた。

迎えた後半、53分に堂安のFKからラインハルトがボレーでネットを揺らしたフライブルクだったが、わずかにオフサイドでノーゴールに。その後もフライブルクが主導権を握ると、72分には堂安がGK強襲のシュートで3点目に迫った。

結局、後半はボーフムに付け入る隙を与えなかったフライブルクが2-1のまま勝利。堂安が浅野との日本代表対決を制した。

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