イスラエル国境の緊張懸念 米長官、レバノン首相に

ブリンケン米国務長官(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は21日、レバノンのミカティ暫定首相と電話会談し、レバノン南部のイスラエルとの国境で緊張が高まっていることに懸念を示し、レバノン軍や治安部隊に対する米国の支援継続を表明した。イスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスは、レバノンからも攻撃している。

 ブリンケン氏は21日、カタールのムハンマド首相兼外相とも電話会談した。ハマスが米国籍の人質2人を解放したことに関し、仲介したカタールに謝意を伝えた。

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