犬を飼って数年が経った…そんな人に思い出してほしい「飼い始めの大切な気持ち」

思い出してほしい犬を飼い始めた頃の大切な気持ち

一目惚れをした日のこと、この子だ!と決めた日のこと、覚えていますか?ケージを買ったり、ベッドを買ったり、お散歩グッズを買うなど、犬を迎えるための準備をするだけでワクワクしましたよね。

緊張する気持ちを抑えながらお迎えに行った日のこと、帰りの車の中で犬が体調を悪くしないかと心配だったこと、初めてお家に来た日のこと、あなたは覚えているでしょうか。

犬を飼って数年が経つ頃には、愛犬と暮らし始めたばかりの頃の大切な気持ちを忘れてしまうものです。

犬と暮らすことに慣れてきた今だからこそ、犬を飼い始めた頃の大切な気持ち、思い出してみませんか?

1.教えること

犬を飼い始めた頃の大切な気持ち、「教えること」を思い出してほしいです。

愛犬と暮らし始めたばかりの頃、たくさんのことを教えましたよね。「おて」「おすわり」「まて」から教える飼い主がほとんどだと思います。

トイレも教えましたね。安全にお散歩することも教えたはずです。教わる側の愛犬にとっても、教える側の飼い主にとっても、全てが始めてのことで、苦戦しながらも楽しい毎日だったのではないでしょうか。

数年が経った今はどうでしょう。最近、愛犬に何か教えたことはありますか?犬は教わることが大好きです。失敗しても挑戦し続けます。成功する喜びを知っているからです。

しつけだけではなく、新しい芸を教えることもよいと思います。犬の安全と健康と命を守ることに芸は必要ないと思われるかもしれませんが、愛犬と飼い主とのスキンシップやコミュニケーションになります。

最近、お留守番ばかりで寂しく退屈な思いをさせているかも…。そんな時こそ、何か新しいことにチャレンジすることで、愛犬の精神的な負担やストレスが軽減されると思います。

2.褒めること

犬を飼い始めた頃の大切な気持ち、「褒めること」を思い出してほしいです。

愛犬が何かひとつ出来るようになる度に、家族みんなで褒めまくりましたよね。「おりこうさん!」「えらいね!」「上手だね!」「賢い!」と、たくさん言葉をかけたのではないでしょうか。

トイレトレーニング大変でしたよね。出来たかと思うと失敗したり、昨日まで出来ていたことが今日はできなくなっていたり、それでも「いいうんち出たね!」なんて、排泄できたことを褒めたのではないでしょうか。

最近はどうでしょうか。どんなとき、どんなことで愛犬を褒めましたか?もしかして…叱ってばかりいましたか?

黙ってトイレの後始末をしていたのであれば、「トイレ上手に出来たね」と褒めてみましょう。ごはんを食べ終えたときは、「残さず食べてえらいね」と褒めてみましょう。

今では(そんなことイチイチ褒めなくても…)と思うかもしれませんが、犬を飼い始めた頃は、そんなことさえも褒めていたはずなんです。思い出してみましょう。

3.一緒に出かけること

犬を飼い始めた頃の大切な気持ち、「一緒に出かけること」を思い出してほしいです。

愛犬と暮らし始めたばかりの頃、色んなところにお出かけしましたよね。どこに行くにも愛犬と一緒で、目的地は愛犬と一緒に行ける場所を選ぶ、ということが当たり前だったのではないでしょうか。

犬は群れで生活をする動物です。本能的なことや習性的なことで言えば、単独で行動することは滅多にないものです。全くない!と言っても過言ではないと思います。

そのため、飼い主や家族と離れること、ひとりでお留守番することには、不安や緊張や恐怖が伴います。お利口さんにお留守番しているように見えて、実は重度な負担がかかっています。

飼い主にだって行きたい場所があります。そこは犬同伴NGな場所です。

いたずらをすることもなくちゃんとお留守番できることを理由に、犬を飼って数年が経った今、愛犬と一緒に出かける機会が極端に減ったのではないでしょうか。

旅行でなくてもいいです。オシャレでなくてもいいです。豪華である必要もありません。犬はただ、飼い主と一緒に過ごせることに安心し、幸せを得ることができます。

出かけることは、犬にとって経験と学習にもなります。お出かけとまではいかなくても、いつもよりちょっと遠出のお散歩、行ったことのない場所にお散歩、という程度でも十分です。

まとめ

思い出してほしい犬を飼い始めた頃の大切な気持ちを3つ解説しました。

  • 教えること
  • 褒めること
  • 一緒に出かけること

もしも今、愛犬のことで困っていることや悩んでいることがあれば、犬を飼い始めた頃の大切な気持ちを思い出してみてください。解決のヒントを見つけることができると思います。

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