世界最高峰のパラアスリートに迫る「WHO I AM」新シリーズ! 車いすテニス・小田凱人が登場

WOWOWでは2024年1月から、24年7月開幕の第39回夏季オリンピック競技大会「PARIS 2024」に向けた、WOWOWオリジナルドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」の2シーズン目をスタートさせる。なお、今シーズンは全作品無料放送・配信となる。

新シーズンを迎えた「WHO I AM」は、世界最高峰のパラアスリートに迫る「WHO I AM パラリンピック」(WOWOWプライム・WOWOW4K。24年1月スタート予定、日時未定)と、アーティストやクリエーターなどスポーツの枠を超え多様なラインアップがそろう追加シリーズ「WHO I AM LIFE」(WOWOWプライム・WOWOW4K、24年2月スタート予定、日時未定)の2シリーズを放送。

「WHO I AM パラリンピック」(全2回)は、WOWOWとIPC(国際パラリンピック委員会)の共同プロジェクトとして、16年にスタートした、世界最高峰のパラアスリートに迫る大型シリーズ。18年に国際エミー賞にノミネートされたほか、これまでアジア太平洋放送連合賞最優秀TVスポーツや、日本民間放送連盟賞優秀を4度受賞するなど、国内外で多くの評価を得てきた。

車いすテニスで史上最年少グランドスラム制覇&世界ランキング1位を達成するなど、23年に目覚ましい飛躍を遂げ、24年のパリパラリンピックでも大注目の小田凱人選手に加え、東京パラリンピック陸上女子100mで世界新記録を樹立し、金メダルを獲得したイタリアのアンブラ・サバティーニ選手が登場する。

シリーズ開始当初からナビゲーター&ナレーターをが務める西島秀俊は「16年から『WHO I AM シリーズ』のナビゲーターとナレーターを務める中で、僕自身もアスリートの生き方や考え方からさまざまなことを学んでいます。その間、戦いの舞台はリオデジャネイロから東京へと変わってきましたが、次なる舞台であるパリが近づいてきているのを感じています」と、今の心境を語る。

また、23年3月には、WHO I AM PROJECT主催のノーバリアゲームズにも参加したことを振り返り、「『みんなちがって みんないい』というメッセージを体感することのできる貴重な機会となりました。『WHO I AM』シリーズが1人でも多くの方に届くことと合わせて、こうしたプロジェクト活動が少しずつでも広がればと願っています。今シーズンも、新しい出会いと学びができることを、僕も楽しみにしています。皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいです」と呼び掛けている。

一方、23年1月にスタートした「WHO I AM LIFE」は、1作目として放送・配信したバイオニック・ポップ・アーティストのヴィクトリア・モデスタのエピソードが、科学技術映像祭文部科学大臣賞、衛星放送協会オリジナル番組アワードグランプリを受賞するなど、高く評価された。2シーズン目は、ギニア出身のミュージシャンのシディキ・コンデと、オーストリアの舞台俳優のユリア・クノルが出演するなど、多様なラインアップがそろった。

こちらは昨年から引き続き、仲里依紗がナビゲーターを務める。「『WHO I AM LIFE』の新シーズンに、またナビゲーターとして参加できることをとてもうれしく思っています。今回もどのようなアーティストやクリエーターの方々に出会えるのか、私自身、今からとてもワクワクしています」と喜ぶ仲は、「私もナビゲーターという立場から、さまざまな個性や、自分らしくいられることの素晴らしさなどを皆さんにお届けできればと思っています。ぜひご覧ください」と意気込んでいる。

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