大阪・関西万博に「お祭り」を、岸和田「だんじりで行きたい」

2025年『大阪・関西万博』に向け、10月21・22日に「万博記念公園」(大阪府吹田市)のお祭り広場で、『もうすぐ万博開幕500日前!EXPO FES!』が開催。21日のオープニングステージには、吉村洋文知事や地元自治体を代表して福岡洋一茨木市長、上森一成能勢町長らが登壇した。

『もうすぐ万博開幕500日前!EXPO FES!』のオープニングステージに参加した吉村洋文知事ら(10月21日・万博記念公園)

同イベントでは、府内43市町村のブースや出し物、ゆるキャラが集うイベントやネクストブレイクアーティストによるライブパフォーマンス、大阪万博が開催された1970年からの55年間の歴史を流行の音楽やファッションで振りかえるイベントなど、多彩な催しを開催。

福岡茨木市長はステージで、「どうやって万博を迎えようか43市町村で話し合っているところで、ひとつの案が『お祭り』。岸和田市さんは『なんとか万博にだんじりで乗り込みたい』と、どこまでできるか知事にかけ合っている最中です」と明かした。

また上森能勢町長は、「食など、43市町村それぞれの個性や魅力を訪れてくれた外国の方々へ届けたい。大阪は大都会ですが、10の町村があり里山など美しい自然景観もある。そういったところもアピールしていければ」と、自治体として万博への期待を話した。

吉村知事は、「43市町村の素晴らしい出し物もあるので見ていってください。2025年の大阪・関西万博で未来を作っていきますので、万博会場でお会いしまししょう!」と、同イベントと万博をPR。

それに福岡茨木市長が「パビリオンのことがいろいろと言われていますが、そこは知事にしっかり頑張っていただいて。パビリオンが出来た暁には訪れた人がほっとできるよう43市町村でおもてなししたい」と各市町村の強い協力関係をアピールした。

取材・文・写真/上地智

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