MotoGPオーストラリアGPのスプリントは中止に。コンディションと天候悪化の予報によりキャンセルが決定

 10月22日、フィリップ・アイランド・サーキットで開催されている2023MotoGP第16戦オーストラリアGPの日曜日にスケジューリングされたMotoGPクラスのスプリントが中止されることが発表された。

 金曜日はドライコンディションで予定通りフリー走行1回目とフリープラクティスが開催されたオーストラリアGPだが、日曜日の天候が崩れることが予想されていることで、土曜日と日曜日のスケジュールが変更されることになった。

 20日には、土曜日に予選と決勝レースを開催して、日曜日にレースの開催が可能な状況であればスプリントを行うことが決まっていた。さらに、21日には日曜日にレースが行えるように、1時間早めたタイムスケジュールに変更された。

 そして迎えた22日の日曜日は、天気予報通りに悪天候に。朝のウォームアップ走行はウエットコンディションで完了し、Moto3クラスの決勝も完了したが、Moto2クラスはレース途中で赤旗終了に。レースは3分の2の周回数を消化できなかったためにハーフポイントが与えられることになった。

 その後、MotoGPクラスのスプリントの準備が進められたが、天候の状況と今後の天気予報を考慮して中止されることが決まった。

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