電子マネー30万円分 青森県内60代女性が被害

 八戸署は21日、青森県内の60代女性が、アプリの未納料金を請求され、電子マネー30万円分をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると、17日、被害者の携帯電話に「NTTファイナンス」から「至急電話を」などのショートメッセージが届いた。翌18日、記載の電話番号に電話したところ、男から「アプリの未納料金がある。返金になるので払った方が良い。電話を切らないで。誰にも言ってはいけない」などと言われた。指示通り、女性はコンビニで30万円分の電子マネーを購入し、番号を伝えた。

 その後、「日本データ協会のモリタ」を名乗る者から電話があり、他にも未納料金がある-などと言われ「払えない」と告げたところ、相手と連絡が取れなくなり被害に気付き、警察に届け出た。

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