アーセナルのアルテタ監督、試合後のロッカールームの雰囲気を語る「とても静かだった。それはポジティブなこと」

写真:リーグ戦で無敗をキープしたアルテタ監督

現地時間10月21日、プレミアリーグ第9節のチェルシー vs アーセナルがチェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジで行われた。

試合はコール・パーマーのPK、後半開始早々のミハイロ・ムドリクのゴールでチェルシーが2点をリードした。後半途中から選手交代によってリズムを変化させたアーセナルは、77分にデクラン・ライス、84分にレアンドロ・トロサールがゴールを決めて同点に追いつく。このまま試合終了の笛が鳴り、ビッグロンドン・ダービーは2-2の引き分けに終わった。

アーセナルのミケル・アルテタ監督は試合終了後、ロッカールームが祝賀ムードではなく静寂に包まれていたことに喜びを感じていたという。イギリス『デイリーミラー』電子版が報じている。

残り時間が15分の時点で2点のビハインドだったことを考えると、2-2の引き分けは勝利のように感じられてもおかしくない。しかし、試合後のアーセナルのロッカールームは違ったようだ。リーグタイトルを狙う監督としてチームのメンタリティーに満足しているようで、アルテタは以下のように語った。

「2失点目を喫して残念ではあったが、我々はより良いチームになった。ピッチでプレーする選手であれ、ベンチにいた選手であれ、どうやってゲームを変えてチームを助けようかと考えていたのは驚くべきことで、私が気に入った部分だ」

「0-2のビハインドから同点に追いつき、チェルシーと2-2で引き分けた。ロッカールームに入るのもとても楽しかったよ。彼らがより良い結果を望んでいたのはわかっているからね。ロッカールームはとても静かだった。それはポジティブなことだよ」

「サッカーでは予想外のことが起こるし、前半は思ったほど良くなかった。後半はマンチェスター・シティ戦と同じように持ち味を発揮できた気がするし、最後に点を取れたのは本当に重要だった。たとえ勝てなかったとしても、ポジティブな点はある。負けたくないというメンタリティーと信念があり、できる限りベストを尽くすことだ。私は毎日要求するつもりだ。これが私たちの姿であり、ベストの状態にない時でも、相手に多くの問題を引き起こさなければならないからね」

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