仙台育英吹奏楽部 「夏の甲子園」で専大松戸の応援 思いやりある行動が表彰

「夏の甲子園」での仙台育英吹奏楽部の”思いやりある行動”が表彰されました。

仙台育英の吹奏楽部に贈られた「小さな親切」実行章。甲子園での思いやりあふれる行動が多くの人に感動を与えたとして表彰されました。

甲子園3回戦に駆け付ける予定だった千葉代表・専大松戸の応援団。しかし台風の影響で新幹線が運転見合わせになり演奏ができないままチームも敗退しました。

これを知った仙台育英の吹奏楽部は、代わりに思いを届けようと自分たちの試合で専大松戸の応援曲「エル・ティグレ」を演奏することを決意。急遽、楽譜づくりを依頼し、準々決勝から演奏しました。

贈呈式では専大松戸の応援団から感謝のメッセージが届けられました。

専大松戸の応援団メッセージ1「一から演奏や振り付けを取り入れていただき、再び甲子園の地でエル・ティグレが流れているのを見ることができ、とても嬉しく思います」

演奏を提案した馬路俊祐さん「高校最後の大会もこういう形で終わるっていうのはちよっと悔しいなと自分でも思ったので、改めて思いが届いてくれてとっても嬉しいです」

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