不登校や進路に悩む中高生、保護者らを対象にした「通信制高校・サポート校合同相談会」(山陽リビングメディア主催)が22日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で開かれた。64組110人の生徒や保護者らが各校の説明に耳を傾け、学校選びの参考にした。
岡山県内に拠点を置く通信制高校、サポート校10校が参加し、午前、午後の2部制で実施。各校の担当者が「関心のあることに没頭できる」「自分のペースで学べる」などと学校の特色や教育内容について紹介した後、各ブースで個別相談に応じた。
高校1年の長女が不登校という父親(46)は「多様性を認める学校が多くあると知ることができた。娘の思いをくみながら今後の進路を相談していきたい」と話した。
文部科学省の2022年度調査では、県内の小中高生の不登校は過去最多の4702人となっている。