TOKIO・国分太一とAぇ! group・草間リチャード敬太が10月22日放送の『ザ！鉄腕！DASH!!』に出演。農林水産省の郷土料理リストに載っていない“未知の郷土料理”を食するという好評企画『DASHメシ遺産』で、熊本県・天草諸島の北端に位置する“通詞島（つうじしま）”を訪れ、絶品料理を堪能した。
人口わずか500人足らず、半数が漁業を営むという通詞島で、“超郷土メシ”を聞き込みすると、『キダコ』というワードが。さらに、漁師さんたちが漁から戻るタイミングを見計らい、通詞島でよく食べるという海の幸『キダコ』の情報の聞き込みを続けると、『キダコ』を釣ってきたという漁師さんに遭遇。
「キダコを見せてもらっていいですか？」とお願いして見せてもらうと、「デカっ！」と思わず声を上げたその正体は“ウツボ”。昔から『キダコ』と呼ばれるウツボは、天草の名産のひとつで、名前の由来は諸説あり、学名が“kidako”だから、黄色いから“黄だこ”、気が荒いから“気猛”と様々。
漁師さんに『キダコ』を分けていただき、人づてに出会った元料理人で現在は天然塩を作る福田さんに調理を依頼。『キダコ』を手際よくさばく様子を見守りながら、国分が「どうやって食べるんですか？」と尋ねると、「地元では大体湯引きして“ヌタ”つけますね」との答えに、「ヌタ？」と首を傾げる2人。
さばいた『キダコ』を皮付きのまま1cm幅にカットし、沸騰したお湯でゆで、氷で身を締めれば『キダコの湯引き』に。さらに、味噌（みそ）、砂糖、酢で“ヌタ”を作ると「酢味噌！」と納得の声を上げた国分。『キダコのヌタ』が完成すると「初めて聞くワードばっかりだね」とコメントし、『キダコ』に“ヌタ”をつけて口に運ぶと「“フワッと”と、ゼリー状の煮こごりっぽいのがある」と絶賛。リチャードも「合う！ さっぱり！」と声を上げた。
さらに、おすすめの『キダコのたたき』を、福田さん手作りの天日塩でいただくと、「うまっ！ 皮と身の間に相当な脂がある」と感動。そして、『キダコの唐揚げ』には「ハモ！ 身がフワッフワ」と笑顔を見せた国分。最後に『キダコのヌタ』が郷土料理リストに掲載されているか調べると、「掲載ありません」の一言に、「やったー」とガッツポーズを見せた2人。国分は力を貸してくれた島の皆さんに「みんないい人だな」と感嘆の声を上げた。
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