思わせぶり!? 古巣相手に短い時間で大仕事の久保建英、おもむろにユニフォームを脱ぐも、期待したファンは予想外の結末に落胆

出場4分で決勝アシストの久保建英[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の振る舞いが話題を呼んでいる。
【動画】ピッチを後にする久保建英、ユニフォームを欲しがるファンにとっては予想外の結末に…

21日、ラ・リーガ第10節でソシエダはホームにマジョルカを迎えた。

今シーズン絶好調の久保は日本での代表活動の影響もあってかベンチスタート。しかし、試合は0-0のまま進むと60分に久保は途中出場した。

すると64分、右サイドでパスを受けた久保はカットインから左足で絶妙なクロス。これをブライス・メンデスがボックス中央でドンピシャヘッド。これが決勝点となり、1-0でソシエダが勝利を収めていた。

出場からわずか4分で完璧なクロスを入れるアシストと結果を残した久保。マジョルカはレアル・マドリーから2度にわたって武者修行に出た古巣でもあり、知った選手も多い。

ソシエダはインスタグラムを更新。試合後、ピッチを後にする久保の様子を投稿。当時のチームであるアントニオ・サンチェスとハグし、談笑しながらピッチから下がる久保を移していた。

引き下がる中、久保はマジョルカのスタッフとも握手と交わすと、おもむろにユニフォームを脱ぐことに。ソシエダのファンが頭上で見守り、子供たちはヒーローでもある久保のユニフォームがもらえると思って手を伸ばしたが、そのユニフォームはマジョルカのスタッフへ。子供たちのガッカリした反応がなんとも言えない。

この投稿にはサンチェスと久保も反応。また、ファンは「素晴らしい光景」、「美しい友情」、「タケ、最高」とコメント。また「シャツをもらえると思っていたようだ」とファンの反応にも気づいた人がいたようだ。

苦しむチームを出場してすぐに救った久保。エースとしての風格が完全に漂っており、このままどこまで活躍するのか注目が集まる。

© 株式会社シーソーゲーム