2023年全国社会人オープン選手権最終日は10月22日、埼玉・富士見市立総合体育館で個人戦・男子グレコローマンが行われ、フリースタイルでオリンピックに3度出場している高谷惣亮（拓大職）が87kg級に出場、3試合をいずれも第1ピリオドのフォールかテクニカルスペリオリティで勝ち抜いて優勝した。同選手がグレコローマンに出場するのは、大学2年生のとき（2009年）の全日本大学グレコローマン選手権以来で（7位）、14年ぶりのグレコローマン挑戦で初優勝を達成した。
63kg級は杭州アジア大会60kg級2位の鈴木絢大（レスターホールディングス）が勝ち、82kg級は前田明都（レスターホールディングス）が昨年に続いて優勝した。
各階級の成績は下記の通り。試合開始前には試合マットを活用し、富士見市主催で伊調馨さん（ALSOK）と小原日登美・自衛隊コーチを講師としたレスリング体験教室が開催された（下写真＝日本社会人連盟提供）。
男子グレコローマン 55kg 60kg 63kg 67kg 72kg
1～3位一覧表 77kg 82kg 87kg 97kg 130kg
《個人賞》＝pdfファイル
【最優秀選手賞】▼男子フリースタイル 阿部敏弥（61kg級＝国士舘大職）、▼男子グレコローマン 鈴木絢大（63kg級＝レスターホールディングス）
【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 秋山拓未（65kg級＝自衛隊）、▼男子グレコローマン 前田明都（82kg級＝レスターホールディングス）
個人戦・男子グレコローマン
▼55kg級 ［1］齋藤僚太（法政クラブ）、［2］浅川享助（北杜クラブ）、［3］清水仁人（四日市ジュニアクラブ）
▼60kg級 ［1］小泉民旺（日野クラブ）、［2］川口智弘（松阪クラブ）
▼63kg級 ［1］鈴木絢大（レスターホールディングス）、［2］北村侑磨（Sports Design Lab）、［3］宮原潤（警視庁クラブ）
▼67kg級 ［1］石田稔貴（中大クラブ）、［2］小林裕樹（東洋大OB俱楽部）、［3］佐久田匠（警視庁クラブ）
▼72kg級 ［1］齋藤隼佑（岩手県協会）、［2］一瀬剣（豊浦クラブ）、［3］磯部巧（警視庁クラブ）、ARRASHK MOKARI（NSW Wrestling）
▼77kg級 ［1］今村大地（福島・いわき市教室）、［2］BRAD FULMER（NSWWrestling）、［3］岡本裕（同大クラブ）
▼82kg級 ［1］前田明都（レスターホールディングス）、［2］西願寺颯（自衛隊）、［3］川村洋史（自衛隊）、 ERION RAMLIJAK（NSW Wrestling）
▼87kg級 ［1］高谷惣亮（拓大職）、［2］北川幸一（松阪クラブ）、［3］黒宮柚紀（鳥羽高校OB）
▼97kg級 ［1］谷田光（警視庁クラブ）、［2］HARRISON ROURKE（NSWWrestling）、［3］佐々木太一（横浜市立秋葉中学校）
▼130kg級 ［1］須惠勝貴（大阪府警）、［2］小林奎太（小諸商業高校）、［3］平川臣一（周南公立大学クラブ）
