17歳マルク・ギウのデビュー弾でバルセロナがビルバオを撃破!【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

バルセロナは22日、ラ・リーガ第10節でアスレティック・ビルバオと対戦し1-0で勝利した。

前節のグラナダ戦を痛恨のドローで終えた4位バルセロナが、6位ビルバオをホームに迎えた一戦。上位追走へ勝ち点3が欲しいバルセロナは、グラナダ戦からスタメンを2人変更。ヤマルとクンデに代えてロメウとイニゴ・マルティネスをスタメンで起用した。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、バルセロナは10分に決定機を創出。イニゴ・マルティネスのサイドチェンジを右サイドで受けたフェラン・トーレスがドリブルでボックス右手前まで切り込みクロス。これをボックス中央のフェリックスが右足で合わせたが、シュートはクロスバーに弾かれた。

さらにバルセロナは、14分にもギュンドアンのロングパスで左サイドを駆け上がったバルデの折り返しからフェルミン・ロペスが決定機を迎えたが、このシュートはGKウナイ・シモンの好セーブに阻まれた。

対するビルバオは21分、相手DFの中途半端なクリアに反応したイニャキ・ウィリアムズがペナルティアーク右からゴールを狙ったが、これはGKテア・シュテーゲンが弾き出した。

ハーフタイムにかけては膠着状態が続く中、ビルバオは前半追加タイム1分にレクエのパスをボックス左で受けたニコ・ウィリアムズにチャンスが訪れるも、シュートはGKテア・シュテーゲンのファインセーブに防がれた。

ゴールレスで迎えた後半、先に決定機を作ったのはバルセロナ。58分、ペナルティアーク左でボールを受けたフェリックスが反転からシュート。さらに相手GKが弾いたボールをフェルミン・ロペスが詰めたが、これもGKウナイ・シモンの好セーブに阻まれた。

先制のチャンスを逃したバルセロナは、60分にロメウとクリステンセンを下げてヤマルとアラウホを投入。すると63分、左サイドから斜めのドリブルで持ち上がったフェリックスのラストパスをボックス内で受けたヤマルが決定機を迎えたが、シュートはゴール右に外れた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。それでもバルセロナは80分、フェリックスのスルーパスでボックス左から侵入したマルク・ギウがデビュー戦のファーストプレーでゴールネットを揺らした。

結局、これが決勝点となりバルセロナが1-0で勝利。週明けのシャフタール戦に弾みを付けた。

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