ガザ人道支援「継続」を確認 米イスラエル首脳が電話会談

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は22日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、パレスチナ自治区ガザに人道支援物資が搬入されたことを歓迎し、支援を継続させることを確認した。米政府が発表した。バイデン政権はイスラエル支持を明確にする一方で、深刻化するガザの人道危機に懸念を強めている。

 バイデン氏はイスラエルの支援によって、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスから米国籍の人質2人を解放することができたと謝意を表明。両首脳は人質のさらなる解放や、ガザから民間人を退避させる人道回廊設置に向けた取り組みについても協議した。

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