まるで芸術品!? “品川ヒロシ監督も惚れ込んだ”『OUT』水上恒司が華麗な肉体美を披露!

Ⓒ2023『OUT』製作委員会

累計発行部数650万部を突破するヤンキー漫画「OUT」(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)が待望の実写映画化。品川ヒロシ(『ドロップ』)が監督・脚本を務める最新作『OUT』が、11月17日(金)より公開される。このたび、暴走族「斬人」の副総長・安倍要役を演じた水上恒司の“肉体美”を捉えた場面写真が解禁となった。

次喧嘩したら一発アウト

原作は、品川ヒロシの中学からの友人・井口達也の青年時代を詰め込んだ実録物語。 “狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也が、少年院から出所した。地元から遠く離れた叔父叔母の元、焼肉店「三塁」で働きながらの生活を始めるが、保護観察中の達也は、次喧嘩をすれば一発アウトだ。そんな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人(キリヒト)」副総長の安倍要。この出会いが達也の壮絶な更生生活の始まりだった。暴走族の抗争、新しい仲間・家族との出会い、守るべきものができた達也の進む道は——。

出演は、主人公・井口達也役に倉悠貴、暴走族「斬人」メンバー/ 総長の丹沢敦司役に醍醐虎汰朗、副総長の安倍 要役に⽔上恒司、特攻隊長の長嶋圭吾役に與那城奨(JO1 )、親衛隊長・目黒修也役に⼤平祥⽣(JO1)、期待のルーキー沢村 良役に⾦城碧海(JO1)、ヒロイン・皆川千紘役に与田祐希(乃木坂46)など、豪華新鋭キャストが集結。

鍛え上げられた肉体美はまるで芸術品!?

本作で水上が演じるのは、次喧嘩をすれば一発アウトで、厳しい更生生活を送る主人公・井口達也(倉悠貴)と出会い、大きな影響を与えていくことになる相棒的存在の安倍要。要は、強面だが男気溢れる熱血漢で千葉最大級の勢力を誇る暴走族「斬人」メンバーをまとめる副総長だ。「斬人」内でもトップを争う圧倒的武闘派であり、カリスマ的存在として威厳を放つ総長の丹沢敦司(醍醐虎汰朗)にとっても、チーム内の統制をとる上で無くてはならない大切な右腕でもある。その分、後輩から慕われ、頼りにされることも多いまさに“要”の人物だ。

近年、『死刑にいたる病』(22)やNHK連続テレビ小説『ブギウギ』にも出演し、多くの注目を集める水上恒司が圧倒的な演技で心血を注ぎ込んで演じきった要役。水上は、そんな要役を演じるにあたり、撮影前から念入りな体つくりを行っていたそう。品川監督や主演の倉らとともにジムに通い、武闘派たる役どころに大きな説得力を持たせる見事な肉体を作り上げ、劇中では、まるで芸術品かのような美しい肉体美を惜しげもなく披露している。先日行われた本作の完成披露イベントで登場した水上は、本編中より細身になった姿で「5〜6キロ減りました」と明かしていたが、要という役を作り上げる、そしてまた次の役へと移っていく日々の並々ならぬ取り組みの賜物だ。

喧嘩は負け知らずの武闘派であり、それでいて面倒見のいい一面も持ち合わせる器のデカい男を見事に体現した水上。役に扮した彼を見て目を疑った人は少なくないと思うが、品川監督は「彼の身体のデカさと肉体的な強さに惚れたんです」と述懐。実際に役に扮した要を初めて見た際も「『似てる!』って思いました。最初はアクションが全然ダメだったんだけど、それも2回目の練習のときに激変して。野球をもともとやっていた彼は体幹が強いから、強そうな要に説得力が出ました」と絶対の信頼を寄せている。

映画『OUT』は11月17日(金)より全国劇場公開

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