ブギウギ第16回・山寺に篭るスズ子たちを親が訪ねてくる

歌うことを心から愛するヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。「ワテ、香川に行くで」と題する第4週(10月23日〜27日放送)では、劇団員の待遇改善を訴えるスズ子たちが山寺にこもってストライキを始める。

山寺・僧坊にて、稽古をする福来スズ子(趣里) (C)NHK

ヒロイン・スズ子(趣里)が所属する「梅丸少女歌劇団(USK)」にて、待遇改善を訴える労働争議が発生した前週。第16回(10月23日放送)では、親会社との交渉が決裂したトップスター・大和(蒼井優)をはじめ、その意志に賛同したスズ子たちが山寺にこもってストライキを始める。

会社と正面から対立するスズ子たちを記者たちは「桃色争議」として新聞で伝え、世論は劇団員たちに味方し始めていた。そんなある日、スズ子の両親のツヤ(水川あさみ)や梅吉(柳葉敏郎)をはじめ、劇団員たちの親たちが山寺にやって来て・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。

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