前人未到の八冠を達成した愛知県瀬戸市出身、将棋の藤井聡太八冠（21）について、10月23日、愛知県は県民栄誉賞を贈呈することを決めました。
愛知県県民栄誉賞は、「広く県民に敬愛され、県民に明るい夢と希望と活力を与えることに顕著な業績があり、愛知県の名を高めた方について、その栄誉をたたえる」ものです。
藤井八冠への授賞理由について愛知県は、「史上最年少での棋士デビュー以来、将棋界において数々の最年少記録を塗り替え、ついには史上初の八冠同時制覇という歴史に刻まれる偉業を成し遂げるとともに、常に将棋に対して真摯に向き合い、ひたむきに努力を重ね粘り強く勝利をつかみ取るその姿が、世代を超えて広く県民に夢や希望を与えたため」と説明しています。
愛知県県民栄誉賞の受賞者は、元フィギュアスケート選手の浅田真央さん、中日ドラゴンズ元監督の星野仙一さん、元レスリング選手の吉田沙保里さんに続いて、藤井八冠が4人目の受賞者となります。
