＜記事提供：COCONUTS＞
毎週土曜日23時から放送中の「中居正広_ON_and_ON_AIR」。
10月21日の回では、野球選手の引退セレモニーの話に。
元SMAPのリーダーで、昨年は休業期間を設けるなど、様々な転換期を乗り越えてきた中居さんが語る「引退セレモニー」の話に、感動の声があがっています。
（画像：時事）
■今年の引退セレモニーMVPは！？
放送中、野球のトークで盛り上がる中居さん。その中で、中居さんは「毎年僕の中で、引退セレモニーMVPって決めてるんですよ」と明かします。
中居さんは、「この人のスピーチよかったな～」など、グッときた選手を毎年心の中で決めているそう。
「なんで今までラジオで話してなかったのかな…」と自分では不思議そうに呟きながら、はじめにリスナーに向けて引退セレモニーの説明を行う中居さん。
毎年何百人という選手が引退する中で、引退セレモニーを行ってもらえる選手はほんの一握りだと説明します。
■スピーチの難しさについても説明
そして、中居さんが今年も色んな球団の引退セレモニーを見て、今年のスピーチが1番よかったのは、「MVPは、中日の谷元（圭介）選手。以上です」と発表。
中居さんは、中日の他の引退する選手もちろんスピーチはよかったと前置きをして、「谷元選手のね、スピーチは本当によかったですよ。まずね、長いのもダメだし、短いのもダメだし、上手でもダメなんですよ」と話します。
続けて、「じゃあ何が正解なんですか？って言うね。『この人考えてきたのかなぁ』って思いながら。考えてきたんだろうけど、評価のためにやるものと、想いを伝えるものと2つあると思うんですけども。『いいこと言ったね』って評価を求めると、どうしても気持ちが鈍ってしまって…」と中居さんはスピーチの難しさについて話します。
スピーチの中でテクニックやいいワードを言おうという計算や下心が見え隠れすると、かえって気持ちが伝わらなくなってしまうことがあることも説明。
さらに、中居さんは評価のためにやるものと、想いを伝えるものとどちらも悪いわけではなく、どちらがいいというわけではないと補足しました。
■谷元選手のスピーチに気持ちを揺さぶられた
中居さんは「谷元選手はとにかくグッときちゃったね。泣いちゃうよ…って。家族のこととか、球団への感謝を述べることもそうだし。ご本人はね、すごく背の小さい選手で。自分の家族もいれば、両親もいれば…どっちの話もされてて」と中居さんは、谷元選手のスピーチについて説明。
最後には「『何がいいの？』とか言われたら困っちゃうけど、僕はただ気持ちを揺さぶられてしまった…。本当泣けちゃうんですよね。今年の（MVP）引退セレモニーは中日の谷元選手でした」と、まとめた中居さんでした。
この中居さんの話を聞いたファンからは、「中居くんが心を揺さぶられた谷元選手のスピーチ、見てみたくなったよ」「谷元選手の引退セレモニースピーチ聞いたら中居くんが言う様に涙出ちゃった」「評価を求めると気持ちが伝わらない。それこそ中居くんの気持ちが伝わってくる」などの声があがっていました。
■中居正広は、なぜこの話をしたのか
今回は、中居さんが引退セレモニーのMVPを発表して話題に。
中居さんが谷元選手のスピーチのよさを紹介することで、まだ聞いていないという人も興味を持つきっかけになったかもしれません。
また、中居さんのことを長年深く理解して応援してきたファンならば、「引退スピーチ」の話題にグッとくるものがあった人も多いのではないでしょうか。
これまで中居さんは、ファンに対してSMAPとのお別れの機会を作ってあげられなかったことを悔やむような発言を度々してきました。
長年応援してくれたファンに対して、ファンの目の前でコメントする機会が欲しかったという思いが、いまもあるのではないかと察してしまうようなトークテーマとなっていました。
さらには、昨年の休業期間中に「引退」のことも頭をよぎっていたのではないかと考えさせられる放送となっていました。
【番組情報】
中居正広 ON ＆ ON AIR
https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20231021230000
（文： しほり／編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）
