女子・一関学院が制す 男子・一関工3連覇、県高校選抜バスケ

女子決勝 一関学院―盛岡白百合学園 第4クオーター終了間際、一関学院のC戸嶋莉沙(左)がシュートを決め、68―68の同点とする=花巻市総合体育館

 バスケットボールの第76回全国高校選手権(ウインターカップ)岩手県予選を兼ねた第44回県高校選抜大会は22日、花巻市松園町の市総合体育館で決勝が行われ、女子は一関学院が5連覇を狙った盛岡白百合学園に71―68で競り勝ち、5年ぶりに優勝した。男子は一関工が86―61で黒沢尻工を下し3連覇した。

 女子の一関学院は前半33―28で折り返し、最終第4クオーターは一時逆転されたが、68―68で迎えた試合終了間際にSF川戸詩織(3年)が3点シュートを決めて栄冠をつかんだ。

 男子の一関工は堅守で流れをつくり前半39―27とリード。後半もSG武居紅葉(もみじ)(3年)の3点シュートなどで得点を重ねて、粘る黒沢尻工を振り切った。

 全国選手権は東京体育館などで12月23日に開幕する。

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