サッカーの高校世代日本一を争う高円宮杯U-18プレミアリーグは22日、各地で第19節7試合を行った。東地区2位の青森山田は、青森市の同校グラウンドで6位市立船橋高(千葉)と対戦し、2-0で勝利した。通算成績を14勝2分け3敗の勝ち点44とし、首位に返り咲いた。
強風の中、前半、風下に立った青森山田はロングボールを主体に攻め込む相手に、こぼれ球への反応や球際で後手に回りシュートは0本。
後半には本来の力強さが戻り徐々に主導権を握った。35分、途中出場のMF後藤のシュートを相手GKがはじき、こぼれ球にMF芝田が詰めて均衡を破った。41分にはFW山下のヘディングシュートの跳ね返りをFW米谷が頭で押し込み追加点を挙げた。
選手権予選を挟み、次戦は11月19日午前11時から同校グラウンドで前橋育英高(群馬)と対戦。ホームでの最終戦となる。