青森県勢のセンバツ出場確実 青森山田と八学光星、2校選出も 秋季東北大会

 第76回秋季東北地区高校野球大会は22日、秋田市のこまちスタジアムで準決勝2試合が行われ、青森県代表の青森山田と八戸学院光星が決勝に進出した。来春の選抜高校野球大会(センバツ)には、今大会の成績を参考に東北地区から3校を選出するため、県勢のセンバツ出場が確実となった。

 第1代表の青森山田は一関学院(岩手第1代表)に4-0、第2代表の八学光星は学法石川(福島第3代表)に1-0でいずれも完封勝ちした。

 県勢同士の決勝は1996年、2015年に続き3度目で、いずれも青森山田と八学光星(1996年の校名は光星学院)が戦った。センバツ出場校選考には地域バランスも考慮され、東北地区枠が2だった96年は、優勝した光星学院と他県の3位校が出場。2015年は青森県から初めて同時に2校が選ばれた。

 今年は同枠が3に増加。前評判が高かった両校が順当に決勝に勝ち上がっており、2度目の県勢2校同時出場が現実味を帯びている。センバツ出場校は、来年1月26日に開かれる選考委員会で正式に決定する。

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