レンジャーズが3勝3敗のタイに ア・リーグ優勝の行方は第7戦へ

リーグ優勝決定シリーズ第6戦【レンジャーズ9-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズが対戦成績を3勝2敗としてリーグ優勝に王手をかけている状態で迎えた第6戦は、レンジャーズが意地を見せ、9対2で勝利。これで第6戦まですべてロードチームが勝利し、シリーズの対戦成績はお互い3勝ずつのタイとなった。レンジャーズ先発のネイサン・イオバルディが7回途中5安打2失点の好投で勝利投手となり、今年のプレーオフは4戦4勝。アストロズ先発のフランバー・バルデスは5回5安打3失点で敗戦投手となった。

リーグ3連覇に王手をかけているアストロズは初回に一死1・2塁のチャンスを作り、ヨーダン・アルバレスのタイムリーで先制。しかし、あとがないレンジャーズは2回表先頭のミッチ・ガーバーのソロ本塁打で同点に追いつくと、4回表二死1塁からジョナ・ハイムが2ラン本塁打を放ち、3対1と勝ち越しに成功した。

レンジャーズ先発のイオバルディは6回裏一死1・3塁からマウリシオ・デュボンの犠飛で2点目を失ったものの、7回途中まで5安打2失点に抑える好投。レンジャーズは8回表一死2塁からガーバーのタイムリー二塁打で貴重な追加点を奪い、8回裏一死満塁のピンチは3番手のホセ・レクラークが無失点で切り抜けた。

9回表、レンジャーズは四球とエラー絡みで無死満塁の大チャンスを迎え、コリー・シーガーの押し出し死球で5点目。さらに一死後、ここまで4打席連続三振だったアドリス・ガルシアにグランドスラムが飛び出し、リードを7点に広げて勝利を決定づけた。

これでシリーズの対戦成績は3勝3敗のタイに。アストロズが今回のシリーズでホーム初勝利を挙げてリーグ3連覇を成し遂げるのか、それともレンジャーズがロードで全勝して12年ぶりのリーグ優勝を果たすのか。リーグ優勝の行方は第7戦に持ち込まれることになった。

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