作新、快勝で4強進出 来春のセンバツ出場有力に 秋季関東高校野球3日目

8回、作新の小川亜の適時打で生還しタッチする一走・柳沼(右から2人目)と二走・広田(同3人目)=23日午前11時55分、県営球場

 第76回秋季関東高校野球大会第3日は23日、宇都宮市の県営球場で準々決勝2試合が行われ、本県1位の作新学院が7-2で帝京三(山梨2位)に快勝した。2016年以来、7年ぶりに4強入りし、2年連続のセンバツ甲子園出場が有力となった。

 作新学院は初回、無死二、三塁から土井雄一郎(どいゆういちろう)の犠飛、広田瑠稀哉(ひろたるきや)の適時打などで3点を先制。七回は小森一誠(こもりいっせい)の適時打などで2点を追加し、八回は小川亜怜(おがわあれん)の2点適時三塁打でダメを押した。先発の小川哲平(おがわてっぺい)は初回に2死満塁をしのぐと、7回を3安打無失点と好投した。

 作新学院の次戦は大会第5日の28日午前10時から、決勝進出を懸けて常総学院(茨城1位)と同球場で対戦する。

1回、作新の広田が左前適時打を放つ=県営

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