自転車同士の衝突事故受け 岡山県警と大学が啓発活動 取り締まりでは22人に警告書交付

岡山県警と大学が連携し岡山市の交差点で自転車のヘルメット着用などを呼び掛けました。

岡山大学と岡山理科大学の学生が自転車で通ることが多い岡山市北区の学南町交差点です。岡山県警の警察官と2つの大学の職員合わせて10人が、自転車のヘルメット着用などを呼び掛けるチラシを通学中の学生らに配りました。

9月22日に岡山市北区津島福居の交差点で自転車同士が衝突し、50代の女性が一時、意識不明になった事故を受けたものです。

岡山県警によりますと、岡山県では2023年1月から9月末までに自転車が関係する人身事故が748件起きていて、5人が死亡しています。

23日は啓発活動に加え、警察による取り締まりがあり、イヤホンを着けての運転やスマートフォンを見ながらの運転などで、合わせて22人に警告書が交付されました。

(岡山西警察署/頼則 晃 交通官)
「自転車のルールの徹底というのは浸透していないのが現状。こういう啓発を今後も続けて、しっかりと皆さん1人1人にルールを守っていただきたい」

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