白馬村「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に 景観・文化に国際的な評価【長野・白馬村】

国連が認める持続可能な観光に取り組む地域・「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に白馬村が選ばれました。県内で初めての選出です。

日本時間の19日、ウズベキスタンで表彰式が開かれ、白馬村の丸山俊郎村長が認証の盾を受け取りました。

「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」は、持続可能な観光に取り組む地域を認証する国連世界観光機関の制度で、おととしから始まりました。55カ国・260地域の中、日本からは白馬村など3地域が選出。
評価されたポイントは3000メートル級の山々が連なる「山岳」、そして、この田園風景です。

■丸山俊郎村長
「田園風景がある、後ろに3000m級のアルプスがあるという景観はなかなか世界的にみてもない。(評価されたのは)自然環境というところが大きくあると思う、それにプラスで文化歴史という要素も非常に大きい」

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「青鬼地区」や、日本海と松本平を結ぶ「塩の道」など、歴史や文化も評価されました。

■丸山俊郎村長
「もともとある素晴らしさ価値そのものを改めて対外的・世界的に評価いただいたところが地元としての自信にもなる」

27日に記念報告会を開きます。

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